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「博多町家」ふるさと館で「博多人形展」 武者物・歌舞伎物など30点

「博多人形展-博多人形の楽しみ方-」会場の様子

「博多人形展-博多人形の楽しみ方-」会場の様子

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 企画展「博多人形展-博多人形の楽しみ方-」が現在、「博多町家」ふるさと館(福岡市博多区冷泉町)展示棟2階で開催されている。

会場の様子

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 博多人形は約400年前、黒田長政が福岡城を築城中に瓦職人が粘土で作った土人形を献上したことが始まりといわれている、福岡の伝統工芸品。今回の企画展では博多人形の中から、武者物・美人物・童物・歌舞伎物・能物・節句物・干支(えと)物の7種類を展示する。展示作品は、小島与一さんの「暫(しばらく)」、川崎修一さんの「轟(とどろき)」、益永栄喜さんの「東風(こち)ふかば」、同館館長の長谷川法世さんの代表作「博多っ子純情」に登場するキャラクターや物を、博多人形と同じ製法で作った「おはじき」にした作品「おはじき×博多っ子純情」など約30点。

 博多人形は、福岡の七隈で取れる「七隈粘土」を主材料に作られる。同館学芸員の佐藤彩花さんは「七隈粘土の生産が2024年に終了することが決まり、これからは別の粘土で作られた博多人形が登場すると思う。この機会に、これまでに作られた博多人形を見て、今後の博多人形に興味をもってもらえたら」と話す。

 営業時間は10時~18時(11月1日~4日は21時まで)。入館料は一般200円(小中学生以下無料)。11月24日まで。

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