「佐藤貴美枝ニットソーイングクラブ 博多リバレイン店」(TEL 092-263-0210)が博多リバレインモール by TAKASHIMAYA(福岡市博多区下川端町)地下1階に移転オープンして、10月24日で1カ月がたった。
佐藤貴美枝ニットソーイングクラブは、アパレルメーカーの縫製を長年手がけてきた佐藤貴美枝さんが、既製品服の縫い方をホームソーイングに取り入れようと1989(平成元)年に設立した会員制洋裁教室。経営は「ニットソーイングクラブ」(千葉県船橋市)。現在、国内に122教室を展開する。同店は福岡市内唯一の直営教室で、天神から移転した。約600種類の生地、3種類14台のミシンを用意する。会員は女性限定で、同店会員は現在約60人。
コンセプトは「60分で縫える、夢の洋裁教室」。天竺(てんじく)やフライスなど伸縮性のあるニット生地をロックミシンで縫い上げる「ニットソーイング」の技術や、デザインと素材の相性など服作りの基礎が学べる。カリキュラムは、ニット生地の型紙の特徴、裁断、ニット生地の縫い方、道具と特徴、ニット生地の種類とその特徴を生かせるデザインとの組み合わせなど、基本から応用までそろえる。
基本コースは、ニット生地の縫い方やロックミシンの使い方を学ぶ「基本編」、さまざまなアタッチメントを使いニットソーイング技術を習得する「技術編」、ジャケットやコートなどいろいろなアイテムを扱う「応用編」(以上週1回×16回、入会金=7,700円、月謝=7,700円、教材費別)をそろえる。年1回、教室内で作品展を行い、選出作品を全国の作品展やファッションショーに出品するイベントも開催する。
栗原栄子店長は「会員の皆さんと明るく楽しくワイワイやっている。教室というよりクラブ活動のよう。興味があれば一度のぞいて体験してもらえたら」と呼びかける。
営業時間は10時~17時(会員の利用は16時まで)。日曜・祝日定休。