ベイサイドプレイス博多(福岡市博多区築港本町)で9月21日・22日、野外音楽フェス「BAYSIDE FESTIVAL 2024(ベイフェス2024)」が開催される。
「ベイエリア全体を新しいカルチャースポットとする」をコンセプトに2022年に始まった音楽フェスで、福岡市が9月に展開する「福岡ミュージックマンス」の一つとして開催する。3回目となる今年のテーマは「シン港文化(BAY POP)醸成」。福岡市の新たな文化区づくりや地元若手ミュージシャンのサポートなどを目指す。同施設広報の佐野由紀江さんは「この港を音楽で盛り上げたい、音楽都市・福岡の確立に向け一翼を担いたいという思いを込め開催している」と話す。昨年は延べ4000人が来場した。
出演するアーティストは、Billyrromさん、YOHLUさん、椎名純平さん、岩崎桃子さん、Lil Summer feat.ROMderfulさんなど2日間で計11組。ステージは、屋外メインステージでアーティストのライブを開催する「BAYSIDE STAGE」、福岡市営渡船を貸し切り、1日1便で人数限定の船内ライブを行う「BOAT STAGE」、移動式の試聴ルーム「Technics Sound Trailer(テクニクス・サウンド・トレーラー)」を活用したDJ空間を展開する「DJ ZONE」、今年初めて設置する「ART STAGE」の4会場で展開する。今年は、福岡市が取り組む「一人一花運動」と連携し、「BAYSIDE STAGE」を花で装飾する。
このほか、今年はアナログレコードを販売する「BAYFES RECORD MARKET」も初めて開催。
20日19時~22時には、同施設に隣接する「博多ポートタワー」の展望台で、前夜祭「博多パラダイス」を開く。
佐野さんは「昨年から開催している前夜祭についても反響が良く、問い合わせも多い。3日間にわたり、音楽と港を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は13時~21時(22日は20時まで)。入場無料。「BOAT STAGE」は、オリジナルTシャツ購入客の入場が優先。