国内外食事業や宅食事業を手がける「ワタミ」(東京都)が、冷凍総菜「ワタミの宅食ダイレクト」の自動販売機をJR博多シティ(福岡市博多区博多駅中央街)博多デイトス2階の「博多めん街道」内に設置して1カ月がたつ。
ワタミはネット通販をメインに宅食事業を展開し、昨年9月、神奈川の病院に冷凍総菜の自動販売機を初めて設置した。今回、幅広い年齢層の人にさまざまなシーンで使ってもらいたいと、自販機プロデュースを手がける「JiHAN(ジハン)」(久留米市)とコラボし、国内2台目を市街地に設置した。ワタミダイレクト営業本部営業本部長の森脇憲一郎さんは「博多駅は、多くの方が利用するためニュースバリューもある。新しいビジネスモデルの認知度を高めるのに適した立地と考えた」と話す。
冷凍総菜5商品を販売する。総菜が5種類の「いつでも五菜」シリーズから「ビーフストロガノフ」「ねぎ塩チキングリル」「照り焼きチキン」(以上800円)、3種類の「いつでも三菜」シリーズから「ハンバーグトマトソース」「豚の生姜(しょうが)焼き」(以上700円)をそろえる。
森脇さんは「忙しい方や健康を気にされる方々に、手軽に栄養バランスの整った食事を提供したい。今後は都市部だけでなく住宅街の方々にも、健康管理をサポートするための便利な選択肢を提供できれば」と話す。
博多めん街道の入場可能時間は9時~24時。