イベント「Hankyu.Mode Gallery」が8月16日、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)1階メディアステージで始まった。
「Hankyu.Mode Gallery」は、国内外のクリエーターのキュレーションイベント。5回目の今回は、「伝統と革新」をテーマに3人のクリエーターが出店し、アートラグ・上生菓子・有田焼の商品を展示販売する。出店は、九州初出店の「STUDIO THE BLUE BOY(スタジオ・ザ・ブルーボーイ)」(東京)と、和菓子店「季(トキ)のせ」(福岡)、有田焼の陶芸家・百田暁生さん。
「スタジオ・ザ・ブルーボーイ」は、ラグや香を中心としたインテリアアイテムのデザインスタジオ。会場では京都のラグ職人とタッグを組み織り上げたというアートラグ(1万3,000円~)や、一本一本職人が作ったという線香(2,300円~)などを受注販売する。
「季のせ」は、福岡の宇美八幡宮内にある和菓子店。マンゴー、アップル、アプリコットなど、7種のドライフルーツをモヒートリキュールで仕上げたようかん「燦々(さんさん)」(1箱=2,423円)や、スタジオ・ザ・ブルーボーイのライトボックスやクッションをモチーフにした和菓子「STUDIO THE BLUE BOY and tokinose SUMMER BOX」(1,300円)などを販売する。
百田暁生さんは、有田焼の伝統を踏襲しながらもこれまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを試みる陶芸家。スタジオ・ザ・ブルーボーイとコラボした香立て「瑠璃(るり)」(77万円)、「暁」(1万3,200円)のほか、皿「青白磁角皿(せいはくじかくざら)」(7,700円)、片口「青白磁片口(せいはくじかたくち)」(1万6,500円)などを販売する。
紳士ファッション営業部マネジャーの小石川昌弘さんは「地元福岡や海外で活躍するアーティストを集めたイベント。共演や化学反応を見ていただき、夏の思い出にしてもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。8月22日まで。