シェアサイクルサービス「チャリチャリ」が3月8日、福岡のサービスエリアを福岡空港、ベスト電器スタジアム方面などに拡大した。
「チャリチャリ」は、スマートフォンアプリで解錠すると専用の赤い自転車を利用できるシェアサイクルサービス。neuet(福岡市中央区長浜1)が運営し、福岡、名古屋、東京、熊本でサービスを展開する。「チャリチャリ」は「Merchari(メルチャリ)」として2018(平成30)年2月に福岡でサービスを開始。2020年4月「チャリチャリ」にリブランドし、福岡市と共同で「福岡スマートシェアサイクル事業」を行っている。
3月8日に拡大したエリアは、博多区の福岡空港、ベスト電器スタジアムエリア、志免町の空港東側エリア、粕屋町のイオンモール福岡エリア。拡大したエリアの面積は16平方キロメートル。福岡でのエリア面積はサービス開始当初の3倍以上になり、自転車台数と駐輪ポート数は、同エリアを含む天神、博多、姪浜、香椎などで約3000台と610カ所以上になった。
同社広報担当者の西川花蓉さんは「福岡市民のみならず福岡を訪れた人にも後もう少しの距離を移動する公共交通機関としてチャリチャリを利用してもらいたい。ポートの増設にも期待してほしい」と話す。