家具店「maruni fukuoka by weeks(マルニ フクオカ バイ ウィークス)」(TEL 092-260-7872)が4月15日、博多リバレインモール by TAKASHIMAYA(福岡市博多区下川端町)1階にオープンした。
1928(昭和3)年創業の家具メーカー「マルニ木工」(広島市)と、福岡でインテリア・雑貨店を展開する「ウィークス」(福岡市中央区)が協業しオープンする同店。10年ほど前からウィークスの運営する店舗でマルニ木工の家具を取り扱っており、マルニ木工商品だけの常設店を作りたいとウィークスが声をかけ出店にこぎ着けたという。ウィークスの長坂透社長は「いつかチャンスがあればとずっと温めていた」と話す。マルニ木工の常設店は九州初となる。
マルニ木工の主力ブランド「MARUNI COLLECTION」を中心に、約10シリーズ80種類の家具とウィークスの雑貨など、計100点以上をそろえる。プロダクトデザイナー・深澤直人さんが手がけた「HIROSHIMA」シリーズの「アームチェア」(10万7,800円~)をはじめ、「Tako」シリーズの「アームチェア」(17万500円~)、ジャスパー・モリソンさんがデザインした「Bruno」シリーズの「ツーシーターソファ」(84万9,200円)、「nextmaruni」シリーズのチェア(3万800円~)、「shoe-horn」の靴べら(3万800円)などを販売する。
家用だけでなく、オフィスや飲食店などでも使える椅子やテーブルもそろえる。家具に合わせたウィークスの照明やラグ、雑貨なども一緒に展示し、部屋の空間づくりを提案する。
マルニ木工の山中洋社長は「実際にいろいろな椅子に座ってもらい、五感で感じる良さを体感してもらえたら。自分と合うものに出合ってもらいたい」と話す。ウィークスの長坂社長は「マルニ木工の思いや考えをどう伝えていくかがウィークスの役割。マルニ木工の家具を見て触って感じてもらえる場所はなかったので、来てもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は10時30分~19時30分(5月以降は10時~19時)。