イベント「酒蔵 de かき氷」が現在、造り酒店「石蔵酒造」の酒蔵「博多百年蔵」(福岡市博多区堅粕1)で開催されている。
「博多の地酒と酒蔵を身近に感じてもらいたい」と、毎年「酒蔵開き」や「冷(ひや)ガーデン」などのイベントを開いてきた同社。長引くコロナ禍の中、お酒のイベントは断念し、「博多百年蔵の建物をより身近に感じてもらいたい」と企画した。
提供するかき氷は、かき氷専門店「おいしい氷屋」(中央区渡辺通5)とのコラボ企画で、「あまおうイチゴミルク」「八女抹茶」や、百年蔵オリジナルメニューとして同社の日本酒仕込みの梅酒を使ったかき氷「梅のかき氷(ノンアルコール)」(以上850円)などのほか、「冷やし甘酒」(300円)などのドリンクもそろえる。
同社の企画担当者は「お酒を大勢の方に楽しんでもらえるイベントは断念することになったが、お酒好きな方から苦手な方、子どもまで、全ての方に来てもらえるイベントを企画した。歴史ある建物ならではの特別な空間で、ふわふわのかき氷を味わってほしい。この機会に博多百年蔵の門をくぐってもらえれば」と話す。
営業時間は11時~17時。9月12日まで。