キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)が7月1日から、飾り山笠を奉納するのに合わせ、山笠をテーマにしたキャナルアクアパノラマ「YAMAKASA」を上映する。
新型コロナウイルスの影響で、昨年は博多祇園山笠の関連行事が中止となったことから、同館では2年ぶりの飾り山笠奉納となる。同館が奉納する飾り山笠「十五番山笠」の今年の表題は、表が「源平合戦碇知盛(げんぺいかっせんいかりとももり)」で、見送りは「牛若丸鞍馬修行(うしわかまるくらましゅぎょう)」。同館の飾り山笠特有の四面飾りを生かし、博多織献上柄で水の流れを表現するほか、新型コロナウイルスの終息を願い、飾り人形にアマビエを加える。
飾り山笠の期間中、同館が公開する映像×噴水×音響×照明のアトラクション「キャナルアクアパノラマ」で、山笠をテーマにした作品「YAMAKASA」を今年も期間限定で上映する。吹き上がる噴水を前に、博多祇園山笠の紹介や「オイサ!」の掛け声に合わせて櫛田入りする男たちの映像を約2500インチのスクリーンに流す。
期間中のキャナルアクアパノラマ「YAMAKASA」上映開始は20時。上映時間は1回4分を予定する。7月14日まで。