企画展「ネコ展 -イラストレーションと紙-」が9月2日、ギャラリー「ペーパーイン」(福岡市博多区古門戸町5)で始まった。
デザイナーの上久保諒さんとイラストレーターの迫アユミさんの2人で2012(平成24)年から活動するユニット「スタジオペケペケ」(鹿児島市)が開く、特殊紙を使ったネコのイラスト展。福岡初開催。ふわっとした紙や柔らかい紙など「ネコっぽい」紙を選び、紙の質感とイラストでネコを表現している。
会場には約30種類のネコのイラストが並ぶ。シルクスクリーンで刷られた「ネコTシャツ」(1,800円)、ケージからネコがのぞいてるようなカード「ネコカード(ケージ付き)」(300円)、ネコカードが収まるサイズの箱「ネコボックス」(400円)、ネコのいる風景を描いた「ネコポスター」(1,000円、A2サイズ)などを販売する。商品説明と共に、「スノーブル」「NTラシャ」「わらがみ」など使った紙の名前も記している。
上久保さんは「出力する紙によって、表情が違い面白かった。気兼ねなく紙も触ってほしい」と話す。迫さんは「ネコを描くのは難しい。何をしても絵になるので、どうやってデフォルメし魅力的に描けるか」と制作を振り返り、「ネコのふてぶてしい感じ、おちゃめな感じが出ていれば。ネコ好きの方、紙好きの方、皆さんに気軽に来てもらいたい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~18時30分(水曜は18時まで、最終日は17時まで)。入場無料。今月6日まで。