映画「L●DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」(●はハートマーク)の舞台あいさつが3月24日、T・ジョイ博多(福岡市博多区博多駅中央街1)で行われ、上白石萌音さん、横浜流星さんが登壇した。
累計発行部数1000万部を超える渡辺あゆさんのコミックが原作の同映画。2014年に第1弾が実写映画化され、劇中で登場する「壁ドン」が話題を呼んだ。第2弾となる今回はキャストを一新した。
ヒロインの高校3年生・西森葵役を上白石萌音さん、葵とひそかに交際し同居する学校一のイケメン・久我山柊聖役を杉野遥亮さん、3人目の同居人で柊聖のいとこ・久我山玲苑役を横浜流星さんが演じる。今作は「玲苑編」で、「壁ドン」や「胸キュン」のシチュエーションで、葵が2人のイケメンに迫られるラブストーリー。監督は川村泰祐さん。
鹿児島出身の上白石さんは「(福岡は)大好きです、たくさん思い出もあります。仕事で福岡に来ると必ず屋台に行く、昨日も行った」と話す。横浜さんは福岡の人の印象について、「萌音ちゃんが言っていた通り優しい。後はきれいな人が多いのかな」と話す。
撮影では「何回も抱き上げてもらって申し訳ない気持ちでいっぱいだった」と上白石さん。横浜さんは「葵のことを認めないとか言いながら、徐々にひかれていくところも繊細に丁寧にやらないといけないなと思っていた」と振り返る。
上白石さんは「映画を楽しんで、明日からもこの春からもがんばろうっていう活力になってくれたら」と話した後、「最後に横浜さんから一言、これがないと終われない」と促すと、横浜さんは会場に向かって「ばり好いとーよ」と笑顔で一言。観客から大きな歓声が沸き、拍手の中2人は会場を後にした。