TOTO福岡で「バーチャル工場見学」-トイレの製造過程紹介イベント

上映される「トイレができるまで」で紹介される一部。来場者にはブランドトイレットペーパーのプレゼントも。

上映される「トイレができるまで」で紹介される一部。来場者にはブランドトイレットペーパーのプレゼントも。

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 キャナルシティビジネスセンタービル3階のTOTO福岡ショールーム(福岡市博多区住吉1)で11月8日、トイレができるまでのDVDを上映する「TOTOバーチャル工場見学」を開催する。主催はTOTO代理店の冨治商会(中央区赤坂1)。

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 同社の8つの国内工場のうち、衛生陶器を製造しているのは4工場。主に業者向けに工場見学を随時行っており、北九州市にある小倉第一工場では昨年度だけで104回、1,717人が見学に訪れている。ここ2年ほどは体験型の工場見学にしたこともあり、来場者から好評を得ていることから、一般に向けて広く知ってもらおうと開催が決まった。同イベントは九州9つの会場でも同時開催されるが、DVDの上映は今回が初。前回「トイレ玉手箱展」では、2日間で同ショールーム過去最高の474組が来場しており、今回は170組の来場者を見込んでいる。

 上映会では、石の採掘など原材料調達から形成・焼成まで、トイレ便器ができるまでの工程を15分程度の映像で紹介するほか、社員からの持ち込みによる生活用品のチャリティーバザーも開く。売り上げは全額「赤い羽根共同募金」に寄付する。富治商会がダイキンの代理店であることから、同社のキャラクターである「ぴちょんくん」も会場に登場する予定。

 また今年6月~8月にかけて募集し、過去最高の3万通を超える応募があった「第4回2008年トイレ川柳」で入賞した50句も展示するほか、自宅のお風呂で四季折々の香りを楽しみながら、身体にも効能がある入浴方法の豆知識を12カ月分紹介する。

 TOTO九州支社福岡中央営業所の大沼寛隆さんは「毎日使っているトイレは、実は職人によって人の手にかかって部分がとても多い。そうしたTOTOの技術を見てもらえれば」と話している。

 開催時間は10時~17時。映像の上映時間は11時・13時・15時。入場無料。アンケートに答えた来場者には、ポルトガル・レノバ社のトイレットロールを進呈する。

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