博多座(福岡市博多区下川端2)で4月3日から公演されるスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」のダブルキャスト主演を務める市川右近さん・市川段治郎さんら出演者7人が3月31日、ホテルオークラ福岡で記者会見を行った。博多座での公演は初。
「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」は、1986年に市川猿之助さん主演で初公演され、以後2005年までの19年間で90万人を動員した大作。
今回の公演は2008年3月の新橋演舞場(東京都中央区)を皮切りに、博多座・大阪松竹座(大阪市中央区)・中日劇場(愛知県名古屋市)を4カ月で回る。
主演を務める市川右近さんは「演じきった時に、テーマである天翔(か)ける心のような達成感を覚える。お客様にもヤマトタケルの人生を通じて、忘れていた気持ちを思い出してほしい」と話した。市川段治郎さんは「色で例えるなら、右近さんが力強さの赤で、自分は繊細さの白のようだと言われたことがある。違いも楽しんでもらいたいし、何より一日一日を楽しんで演じていきたい」と抱負を語った。
料金は、A席=15,500円、特B席=12,000円、B席=9,000円、C席=5,000円。上演は同26日まで。
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