セントラーザ博多で「清涼お茶会席」-九州の銘茶のお茶冷しゃぶも

だし湯にもお茶を入れ、氷茶・茶塩の3つでからめるという本格お茶冷しゃぶ。種類によってそれぞれ、コク・香り・甘味・渋みの違いがあるという。

だし湯にもお茶を入れ、氷茶・茶塩の3つでからめるという本格お茶冷しゃぶ。種類によってそれぞれ、コク・香り・甘味・渋みの違いがあるという。

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 ホテルセントラーザ博多(福岡市博多区博多駅中央街)地下1階の博多魚膳「美浜」は、九州の新茶をさまざまな形で料理に盛り込んだ「清涼お茶会席」を提供している。新鮮な地産食材を使った会席で、中でも八女茶など銘茶の氷茶で食べる「お茶冷しゃぶ」が人気だという。同ホテル初の試み。

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 メーンの「宮崎産黒豚のシャリシャリ冷しゃぶ」は、和食料理長の渡邊彰さんが徹底的にこだわった。中国茶、ハーブティー、紅茶など、さまざまなお茶を集めて試行錯誤を重ね、癖がないと緑茶に決定。さらに10種類の緑茶の中から「食材との相性にこだわり」(渡邊さん)、八女ほうじ茶・鹿児島煎茶・嬉野玉露茶の3つを選び抜いた。だし湯にくぐらせ、氷茶でしめ、茶塩をつけて食べる。注文時に選んだお茶によって、肉のしまり方や風味が変わるという。

 ほかにも、地産食材と季節の新鮮な食材にこだわり、宮古島のパウダー状の雪塩を使った造りや大分・日田産のアユの塩焼きのほか、博多明太茶漬やくずきりにもお茶をふりかけるなど、お茶の風味が随所で素材を引き立てる。

 渡邊さんは「お茶のカテキン・豚のビタミンで、体に優しい。女性にはもちろん、男性にも楽しんでいただきたい」と話す。見た目も涼やかなイメージで、器にもこだわっていることから、女性を中心にカップルなどにも人気だという。「会席料理だが、かしこまらずに楽しみながらお召し上がりいただきたい」(同店マネージャーの池田忍さん)。

 提供時間は17時~23時。1人6,300円。8月31日まで。同店では同時に、福岡の地酒を揃えた「夏の冷酒祭り」も開催している。

福岡地酒”夏の冷酒祭り”(関連画像)セントラーザに博多唯一の屋上ビアガーデン「焼酎デー」も(博多経済新聞)「博多まちづくり推進協議会」発足-キックオフで清掃活動も(博多経済新聞)セントラーザ博多

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