スマホ向けフリマアプリ「メルカリ」などを展開する「株式会社メルカリ」(東京都港区)が11月23日、福岡オフィスを移転した。
フリマアプリ「メルカリ」は2013年7月にサービス開始。同社は東京本社のほか、仙台と福岡に国内拠点がある。福岡は2017年3月に、「メルカリ」のカスタマーサービスオフィスとして博多に設立。「メルカリ」アプリ運営のためのカスタマーサービススタッフやエンジニアなどが在籍している。今回、カスタマーサービス業務を増やすため博多駅前に移転し、オフィスを拡張した。スタート時は5人だったという福岡オフィスメンバーも、現在は100人を超える。
新しい福岡オフィスは、会議室が6室とフリーのミーティングスペース、研修などを行うトレーニングルーム、カフェスペースなどを設ける。1対1のコミュニケーションを重視した作りにしたという。それぞれの会議室には、同社のバリューとミッションが記されている。
同社の採用活動では、リファラル(従業員からの紹介)も多く、「メルカリをもっと良くしたい」「メルカリをもっと知ってもらいたい」というスタッフが多いという。同社では、今後も顧客体験の向上や、特定商品のカテゴリー強化を行い、さらなる成長を目指す。