福岡中洲大洋(福岡市博多区中洲4)ほかで現在公開中の映画「釣りバカ日誌20ファイナル」主演の西田敏行さんが来福し、会見を行った。
一流企業・鈴木建設の経営者・スーさんこと鈴木一之助(三國連太郎さん)と釣り好きの万年ヒラ社員・ハマちゃんこと浜崎伝助(西田さん)の2人が繰り広げる「釣りバカ日誌」シリーズ。1988(昭和63)年のシリーズ開始から22年、スペシャルを含め通算22作目となる同作でラストを飾る。
「(1作目は)期待と不安が入り混じって撮影に入ったのを覚えている」と西田さん。「毎年、これが最後といいながらの22年だった」と振り返る。
「平常心を心がけてもファイナルということで現場は雰囲気が違った」というが、「良い作品に仕上がった」と笑顔をみせる。
「昨今の不況で街ゆく人も表情も暗い。意図的に口角を上げて鏡をみましょうよ」と西田さん。「その顔で(同作を)見たら、良い気分が継続できる作品」とアピールした。