グランドハイアット福岡(福岡市博多区住吉1)は8月29日、チャペルを全面改装した。
「昨今の不況の中、唯一需要が期待できるのが婚礼部門」(総支配人のマイケル・フォン・シーベンタルさん)と3階のチャペルの全面改装へ踏み切った。テーマは「ホワイトローズ」。デザインは台湾人のインテリアデザイナー、セリア・チューさんが手がけた。
入口からバージンロードを進むにつれて広がるデザインで、天井部は曲線を描いている。「つぼみから開花までの過程を表現した」とセリアさん。窓は明るさの調整が効き、時間によって雰囲気が変わるという。入口と参列者の椅子には高級感を出すためレザーを使用している。参列者の席数は最大で80人。
「クリスマスシーズンなどのイベント利用も検討したい」(同)としている。