西鉄シティホテル(福岡市中央区大名2)が運営する博多湾レストランシップ「マリエラ」は4月1日から、「マリエラ 洋風 春御膳」クルーズを開催する。同レストランシップのメニューでご飯を使ってのメニューは同プランが初めて。
これまでレストランシップとして洋食のコースやブッフェが中心だったが、特に女性利用客から弁当を出してほしいという要望が多かったという。そこで同シップのスタイルを崩さずに提供できないかと今年1月ごろから企画を始め、専用の釜を導入。春に合わせる形でメニューが登場した。
メニューは「海老、穴子、ムース貝小柱のマリネ」「ホウレンソウのキッシュ 桜海老と白魚のフライ添え」「ヒラメのムニエル ポルトガル風」「牛ホホの煮込み ボルドー風」と、4つに仕切られた洋風弁当に、ライス、クラムチャウダー、デザートとコーヒーが付く。旬の素材を使って、見た目にもこだわった鮮やかな料理に、船内にも桜のオブジェなどを添え春らしくアレンジしたという。
同ホテルマリエラ事業部の花田晋さんは「新しくなったメニューで、気軽にゆっくり春の季節を感じてもらえたら」と話す。
料金は、ランチクルーズ(12時~約90分間)=3,500円。4月30日まで。ベイサイドプレイス博多埠頭第1ターミナル(同市博多区築港本町)より出港。予約・問い合わせはマリエラ予約センター(TEL 092-751-7171)まで。