
福岡市博多区の「博多旧市街」エリアで10月31日~11月3日、「博多旧市街ライトアップウォーク2025 千年煌夜(せんねんこうや)」が開催される。
博多の夜の魅力創出や地域の活性化、集客力の向上を目的に、2006(平成18)年に始まり、今年で18回目となる同イベント。今年は、福岡市が取り組んでいる「花や緑あふれるまちづくり」にちなみ、照明デザインテーマを「光の森」とし、博多旧市街エリアの寺社の建物や庭園など15会場をライトアップする。総合監修は照明デザイナーの松下美紀さん。
有料会場は、「永寿院」「龍宮寺」「東長寺」「承天寺(方丈・開山堂)」「妙楽寺」「円覚寺」「本岳寺」「善導寺」「妙典寺」「海元寺」、無料会場は、「櫛田神社(賑わい広場)」「承天寺(仏殿)」「一行寺」「博多千年門」「葛城地蔵尊」。今年は、全ての有料会場で、限定の御朱印も授与する。
イベント企画として、承天寺の仏殿側境内では17時~21時に「夜市」を開催し、うどん、そば、ぜんざい、博多織などを販売する。櫛田神社の「賑わい広場」では、ジャズライブ「お櫛田ジャズ~Sake&Beat~」(18時~20時30分)を開催するほか、日本酒などの酒を提供する「酒の飲み比べブース」開設、キッチンカー出店(17時~21時)、花を販売する「Fukuoka Flower YATAI」(17時~21時、11月2日・3日のみ)などを予定する。博多千年門では、音楽ライブ「千年門クラシカル」(18時~20時)などを行う。
各総合案内所ではTシャツ(3,500円、全5種)や缶バッジ(200円)、ポストカード(100円)を販売するほか、今年からの取り組みとして、有料会場10カ所に設置した記念スタンプを押してオリジナル手ぬぐいを完成させる「お寺巡りスタンプ手ぬぐい」(1,500円)などのオリジナルグッズも用意する。
博多区企画振興課長の山本圭一さんは「各寺社では、それぞれ異なった照明会社が、テーマに沿った演出でライトアップを実施する。都会の中に広がる幻想的な森をイメージした光の演出をぜひ楽しんでもらえれば」と来街を呼びかける。
開催時間は17時30分~21時(入場は20時45分まで)。入場料は、前売り=2,300円、当日=2,500円、中学生以下無料(要保護者同伴)、電子チケットは50円引き。各会場に優先入場ができるチケット「エクスプレスパス」(5,000円)も用意する。