
「大博多輸入雑貨市」が10月12日・13日、住吉神社(福岡市博多区住吉3)南参道で開催される。
世界20カ国以上の雑貨や各国のフードをテントブースやキッチンカーで販売するほか、音楽演奏やアフリカンダンス披露などを行う。主催は、大分県・宇佐のチェコ雑貨店「sweet rocket plus(スイートロケットプラス)」店主の井上井さん。開催は23回目で、住吉神社の例大祭と日を合わせて行う。2011(平成23)年10月に初めて開催し、15年目を迎える。「15歳の生誕祭」として、今回は11日に前日祭も行う。
出店数は50店舗。「sweet rocket plus」をはじめ、久留米のロシア雑貨店「やるまるか」、八女のアジア雑貨店「ナーラック チャンティ」、薬院のイギリス雑貨店「PISKEY(ピスキー)」、熊本のエスニック雑貨店「GOMBO GOMBO(ゴンボゴンボ)」、イベント出店のフランスアンティーク店「French Brocante(フレンチブロカンテ)」、タイ雑貨店「Rak Thai(ラック タイ)」など。飲食店は、岡山の南アフリカ産蜂蜜店「uberbees8(ウーバービーズエイト)」、千早のスリランカ料理店「オスアシリ」、六本松のベトナム料理店「Xin Chao(シンチャオ)」、博多の韓国料理店「ナヨンのお家ごはん」などが出店する。
11日11時からは前日祭を行う。「つながろう・話そう・やってみよう」をテーマに、前日祭限定の4店舗を含む約40店舗が出店する。前日祭限定の4店舗は、福岡の西公園のスープカレー店「カヨカリ」、上山門のケバブ・トルコ料理店「カッパドキア・キッチン」、イベント出店のビンテージ雑貨店「Cans Factory (カンズ ファクトリー)」、「カチューシャ」。
12日16時30分からは、福岡を中心に活動するアフリカンバンド「アフロとんこつ」がアフリカンドラムの演奏とアフリカンダンスを披露する。13日午後は、モンゴル馬頭琴を演奏するオザキユミさん、スパニッシュギター&アコーディオンデュオの「キネマチコル」が出演予定。
井上さんは「海や航海の神様を祭り、古来文化が行き来していた住吉神社で、国際交流の場を設けたいと思い続けてきた。外国人の子どもが成長して手伝ってくれているのは感慨深い。年に数日間ではあるものの、お客さまもスタッフも人種関係なく笑って過ごしている姿を見ると、本当にほほ笑ましい。若い人たちがこのイベントを通して海外に興味を持ってもらい、海外に出て、その国の文化や宗教など新しい物差しを得られる機会になれば」と期待を込める。
開催時間は10時~17時。入場無料。荒天時は10月18日・19日に順延(前日祭は中止)。