
ベイサイドプレイス博多(福岡市博多区築港本町)で9月6日・7日、無料の野外音楽フェス「BAYFES 2025(ベイフェス2025)」が開催される。
同フェスは、「ベイエリア全体を新しいカルチャースポットとする」をコンセプトに2022年に始まった無料の音楽フェスで、今年で4回目。昨年は約8000人が来場した。福岡市が9月に展開する「福岡ミュージックマンス」の一つとして開催する。フェスのテーマは、「港からの新しい文化の発信」を目的とした「CREATE THE BAY CULTURE」。同施設広報の佐野由紀江さんは「ベイサイドプレイス博多はアジアの玄関口ということもあり、アジアを意識したフェスにしたい」と話す。今年は、初めて海外からのアーティストも参加する。
出演するアーティストは、同フェス初の海外からの招聘(しょうへい)アーティストで台湾の新鋭アーティストAndr(アンダー)さんをはじめ、野宮真貴with矢舟テツロー、NONA REEVES、優河さん、Ovall、シャッポなど2日間で計11組。ステージは3会場で展開し、屋外メインステージでアーティストのライブを開催する「BAYSIDE STAGE」、DJ空間を展開する「DJ ZONE」、福岡市営渡船を貸し切り、1日1便で人数限定の船内ライブを行う「BOAT STAGE」(6日のみ)。
このほか、アナログレコードを販売する「BAYFES RECORD MARKET」を今年も開く。
5日20時~22時には、同施設に隣接する「博多ポートタワー」の展望室で、前夜祭「博多パラダイス」を開く。クレイジーケンバンドの横山剣さん、常盤響さん、Lil Summerさんが出演し、「Special DJ Night」を開催する。
同施設の三留拓也社長は「9月は福岡のミュージックマンス。今回のベイフェスはトップバッターを務める。今回は開催当初からの夢だったアジアからのアーティスト招聘が実現した。最強の『のぼせもん』月間をベイフェスから楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は14時~21時(7日は20時30分まで)。入場無料。