自動販売機を使った飲料水や食品の販売などを手がけるサンコー(福岡市博多区博多駅南5)は新商品の開発に伴いブランドイメージを刷新、福岡ソフトバンクホークスの秋山幸二新監督を採用した5種類のCMを制作、11月23日よりオンエアを開始した。
同社は福岡や九州各地、全国の政令指定都市などを中心に黄色の自販機を設置、自社商品の開発を展開している。今月中旬より主力商品の缶コーヒー「fabo(ファボ)」のパッケージを刷新、14日には「美味×微糖」(120円)を発売。「作っている人が見える商品」を掲げ、豆や缶の材質など、味と安全にこだわった商品作りを行っているという。
刷新に伴い同商品のこだわりや高級感を演出しようと、兼ねてより同社のイメージキャラクターである秋山監督に、チームの来シーズンに向けた意気込みを掛け合わせたメッセージ性の強い「男気溢れる」コピーを添えた。地元福岡の須崎埠頭や西中島橋でロケを行い、バックにはYahooドームや福岡タワー、那珂川が見えるという福岡ならではの演出も。
同社情報企画室兼経営企画室の担当者は「食の安全が取りざたされる中、『福岡』の飲料メーカーとしてこだわりを持って商品を作っていきたい」と話す。
CMはいずれも15秒で、23日放送のFBS福岡放送「真相報道!バンキシャ!」(日曜18時~18時55分)を皮切りにオンエア、KBC九州朝日放送「アサデス。」(水曜6時45分~8時)のほか、福岡・熊本の民放のテレビスポットなどで流れる。同社のホームページには12月上旬、動画コンテンツとしてアップロードする予定。
同品は天神西通り沿い、天神ロフト裏、まんだらけ福岡店などの自販機で購入できるほか、ホームページからも購入できる。12月には糖類ゼロの「ファボ ゼロ」も発売予定。