はかた伝統工芸館(福岡市博多区上川端町)で現在、博多の伝統工芸とデザイナーがコラボレーションした作品を展示する「HAKATA PRODUCTS EXHIBITION」が開催されている。
博多の伝統工芸を新たな切り口で広めることを目的に、同館と地域活性などのコンサルタント業を行う「ローカルアンドデザイン」(中央区大手門3)が主催して昨年11月より企画を始めたプロジェクト。今回は、博多人形や博多織、博多曲物の伝統工芸士と地元のデザイナーが共同で「売れる伝統工芸品」をテーマに商品を開発した。
犬や猫の写真を基にオーダーメードで博多人形を作る「ペットde博多人形」、米の形を再現した博多曲物の弁当箱「HAKATA WAPPA」、ロサンゼルス発のバッグブランド「kao pao shu」と博多織がコラボレーションしたバッグ「ori wa te(オリワテ)」の3種で、販売も行っている。そのほか、伝統工芸士の作品も併せて展示している。
開館時間は10時~18時。水曜休館。入館無料。9月16日まで。