JR九州は来年10月より、九州を一周するクルーズトレイン「ななつ星in九州」の運行を始める。
車両は機関車に加え、ラウンジカーとダイニングカー各1両を含む客車7両編成で、883系特急「ソニック」、800系九州新幹線「つばめ」などを手掛ける工業デザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインした。部屋数は14室で、定員28人。列車名は自然や食、温泉、人情、パワースポットなど九州の7つの観光素材を表現したという。
今年10月から、観光や食事、宿泊などをセットにした旅行商品としてJR九州専用窓口などで販売予定。博多駅を出発し、長崎で市内観光し車内泊、2日目に阿蘇、由布院を巡る1泊2日コースと博多駅発、由布院散策し車内泊、2日目に宮崎を巡り、鹿児島で旅館泊、3日目に霧島や鹿児島市内散策、車内泊し、4日目に阿蘇を観光する3泊4日コースを設け、週1回ずつ運行する。
価格は、1泊2日コース=1人15万~22万円、3泊4日コース=38万~55万円を予定。