博多座で川上音二郎100回忌公演-地元の演出家・役者らが集結

(左から)上田裕子さん、長谷川法世さん、大塚ムネトさん、林雄大さん

(左から)上田裕子さん、長谷川法世さん、大塚ムネトさん、林雄大さん

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 博多座(福岡市博多区下川端町2)で12月12日、川上音二郎100回忌企画公演「川上音二郎・貞奴物語」が上演される。

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 公演は、漫画家で川上音二郎の研究を行う長谷川法世さんらが「音二郎を再認識するきっかけになれば」と100回忌に合わせて企画。原案は長谷川さん、演出は地元劇団「ギンギラ太陽’s」主宰の大塚ムネトさん、脚本は長谷川さんと大塚さんが共同で手がけ、地元で活動する劇団員らが出演する。

 音二郎が13歳で大阪に家出するところから47歳で亡くなるまでを描く。大塚さんは「作家としてふくらませたいエピソードが多く、上演時間を超えている」と演出家としての苦労も明かし、「音二郎の生き様を描きたい」と意気込みをみせる。

 「演じるにあたっての『もがき』を音二郎の当時の姿に生かせれば」と音二郎役の林雄大さん。貞奴役の上田裕子さんは「私の中にある貞奴を表現していきたい」と話す。「(舞台が)皆で音二郎を勉強する機会になれば」と長谷川さん。

 料金は、A席=7,000円、B席=5,000円、C席=3,000円。

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