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劇団四季、「美女と野獣」福岡公演の舞台準備着々と

厚さ15センチのショーデッキ(床)には装置を移動するための溝がある

厚さ15センチのショーデッキ(床)には装置を移動するための溝がある

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 キャナルシティ劇場(福岡市博多区住吉1)で3月13日に開幕する劇団四季ミュージカル「美女と野獣」の舞台準備が着々と進んでいる。

「野獣の城」にスワロフスキー

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 1994年にブロードウェーで初演されたディズニー初のミュージカル作品「美女と野獣」。翌年には東京と大阪で上演され、これまでに約5300回、累計約505万人を動員している。福岡での公演は、10年ぶり3度目となる。

 2月18日から仕込みを開始。11トントラック58台分の舞台セットや衣装、小道具などを搬入し、「公演初日までの25日間、約1200人で仕込みを行う」と舞台監督の古城博之さん。舞台上には厚さ15センチのショーデッキと呼ばれる床を設置し、その中に舞台セットを移動させるモーターやチェーン、花火などの特殊効果を仕込み、ほとんどオートメーション化しているのが同作品の特徴という。

 幅11メートル、高さ7メートルの「野獣の城」には、野獣をモチーフにした装飾やスワロフスキーを施しており、「魔法にかけられた城を楽しんでほしい」と古城さん。

 料金はS席=9,800円、A席=8,000円、B席=6,000円、C席=3,000円。ファミリーゾーンS席子ども(3歳~小学6年対象)=5,000円・A席子ども=4,000円。公演は8月28日まで。

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