女みこしの「中洲まつり」、準備が本格化-女性が拍子木も

まだ気温が高い16時、中洲大通りに集まったママさんらは約40人。博多警察署からはタオルが配られたほか、終了後にはお茶とお弁当が振る舞われた。

まだ気温が高い16時、中洲大通りに集まったママさんらは約40人。博多警察署からはタオルが配られたほか、終了後にはお茶とお弁当が振る舞われた。

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 ゲイツ(福岡市博多区中洲3)で7月26日、今年第1回目の「中洲國廣みこし会議」が行われ、関係者らが今年の中洲まつりについて協議を行った。これまで月1回、女性幹部だけでミーティングを行ってきたが、各町内の代表者ら男性も交えての会議はこの日が初めて。

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 会議前には女性役員らが、那珂川にかかる「福博であい橋」でまつりの指揮をとる拍子木の確認を行った。その後ゲイツに場所を移し、パフォーマンスや安全性の確保についてや、スケジュールの確認、今後の活動の方向性について話し合った。

 今後は、参加者により祭りやみこしについて理解を深めてもらおうと、8月と9月に冷泉公民館(上川端町)でみこし講習会を行うことを決定したほか、今年から一部拍子木を女性が行うことなどを検討。同委員会の委員長を務める桜木里奈さんは「より楽しく、格好いい祭りにしたい」と決意を述べた。

 会議終了後は、飲食店のママさんらでつくる「中洲ビューティー・クリーンアップ隊」が中洲大通りを40分にわたって清掃した。中洲のイメージアップと、中洲まつりのPRも兼ねて、中洲まつりの法被やどんたくの法被を着用。中洲町連合会の川原雅康専務理事らも参加したほか、博多警察署生活安全課も安心・安全のまちづくりを呼び掛けた。以前中洲に在住していた女性や、中洲に勤務していないものの中洲まつりに参加する親子連れなど、約40人が集まった。

 クリーンアップ作戦は5月から始まった取り組みだが、6月は雨天により中止に。桜木さんは「今後も人数を増やして、範囲を広げていきたい」と参加者に呼び掛けた。

 今後も月1回清掃活動を行っていくほか、8月1日にはまつりの事務所開きが行われ、10月に行われる中洲まつりに向けて準備が本格化する。

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「中洲まつり」を通して見る、福岡の夜の顔「中洲」の今(天神経済新聞)
中洲観光協会・中洲町連合会

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