博多駅で長崎県が観光PR-NHK大河「龍馬伝」放送を機に誘致強化

龍馬らに扮し、長崎の観光をPR。博多デイトスがリニューアルで閉店する中、駅利用者の注目を集めていた。

龍馬らに扮し、長崎の観光をPR。博多デイトスがリニューアルで閉店する中、駅利用者の注目を集めていた。

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 JR博多駅のコンコースで5月21日、長崎の観光協会などで組織する「大河ドラマ『龍馬伝』長崎県推進協議会」が来福し、龍馬やおりょうに扮(ふん)し、パンフレットを配るなど観光PRを行った。

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 金子原二郎長崎県知事を会長とする同協議会は、2010年から放送予定の大河ドラマ「龍馬伝」を契機に、長崎の観光を促進するために組織された。長崎県出身の福山雅治さんが主演を務める来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」。龍馬は1864年に勝海舟とともに訪れ、翌年亀山社中を創設、海運業を行いながら薩長同盟を成立させるなど、舞台となる長崎県では早くも観光PRに力を入れ始めている。

 長崎県への観光客が最も多いという福岡を皮切りに「ウェルカム長崎キャンペーン」を展開。県や市の職員ら約25人がラッピングバスで福岡を訪れ、街頭PRのほか、メディアの訪問や旅行代理店などを回り、観光客誘致を目指す。

 コンコースでは龍馬、おりょう、岩崎弥太郎に扮した3人が駅利用者にパンフレットなどを配り、長崎の観光をPRして回った。同協議会担当者は「九州新幹線の全線開通で鹿児島や熊本に注目が集まっているが、大河ドラマの放送を機にぜひ福岡の方にも長崎に来ていただければ」と話す。

 協議会メンバーは22日以降、大分、松山、高知などを回る予定。

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