承天寺そばに建設していた「博多千年門(はかたせんねんのもん)」が3月28日、完成した。
「博多千年門」は、江戸期に承天寺近くに大宰府政庁に通じる門があったと記載された文献を基に建設したもの。高さ・幅ともに約8メートルの木造で、名称は、2012年11月に公募で集まった1244点の中から選定。観光PRや市民向けに使われる予定の愛称「博多千年門」と、歴史的事実に基づいて名付けられた名称「辻堂口門(つじのどうぐちもん)」の2つを使い分けるという。
完成を記念して同28日には、落成神事や除幕式が行われ、博多小学校金管バンドクラブと博多中学校吹奏楽部によるパレードや地元市民が参加しての通り初めが行われた。