ホークス王貞治会長・吉田市長そろって台上がり「集団山見せ」-博多~天神は大観衆

一番山笠の東流。台上がりは左から王貞治さん、総務の名越正志さん、吉田宏市長。

一番山笠の東流。台上がりは左から王貞治さん、総務の名越正志さん、吉田宏市長。

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 7月1日に開幕した「博多祇園山笠」で、舁(か)き山がこの日だけ博多区を出て、城下町「福岡」に入る「集団山見せ」が同13日に行われた。台上がりには3度目となる同市の吉田宏市長をはじめ、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長ら28人の知名士が務めた。

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 集団山見せは「市民や観光客に山笠を見てもらいたい」との福岡市の要請で1962(昭和37)年にスタート。15時30分、一番山笠の東流が博多区の呉服町交差点を出発。各流が続き、市役所までの約1.3キロメートルを疾走した。

 この日の福岡市は、最高気温33.5度を記録。時折厳しい日差しが照りつける中、舁き手たちは沿道に用意された勢い水をかぶりながら、「オイサ!オイサ!」と掛け声を上げ疾走した。舞台となった明治通りの沿道は昨年にも増して大勢の見物客らが集まり、歓声が上がっていた。 

 14日夕方には、一部の流で最後の調整ともいえる「流舁き」を行い、準備を整える。翌15日早朝の「追い山」でクライマックスを迎える。

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