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博多座10月公演「また本日も休診」に向け柄本明さん・渡辺えりさん来福

取材会でのフォトセッションの様子(左から、渡辺えりさん、柄本明さん)

取材会でのフォトセッションの様子(左から、渡辺えりさん、柄本明さん)

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 博多座10月公演「また本日も休診~山医者のうた~」に出演する柄本明さん、渡辺えりさんが9月4日、福岡を訪れ公演への思いを語った。

取材会の様子

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 2005(平成17)年に亡くなった医師・作家の見川鯛山(たいざん)さんが書いたエッセー「田舎医者シリーズ」を原作にした同舞台。2021年11月に明治座(東京都)で舞台化された。2回目の舞台化となる今回は、博多座公演を皮切りに全国4都市で上演する。

 物語は、昭和50年代の那須高原を舞台に、破天荒な山医者・見川鯛山と村人たちが巻き起こす悲喜こもごもの人間模様を描く。見川鯛山を前回に引き続き柄本さんが演じ、鯛山の妻・テル子を渡辺さんが演じる。柄本さんは博多座初出演。このほかの出演は、江口のりこさん、佐藤B作さん、笹野高史さんなど。脚本・演出は田村孝裕さん、音楽はアコースティックオーケストラグループの「パスカルズ」。

 前回に続き見川鯛山を演じることについて、柄本さんは「見川鯛山さんは本当にすてきな方。前回もそうだが、とても見川さんという人間の大きい方の役はできないというのが正直なところ」としながらも、「やらせていただくわけなので、見川鯛山を探しながら演じたい。ほかの仕事でもそうだが、その人物の役をいただき、その人物を探す旅に出たという風にいつも考えている」と話す。

 今回、同舞台初出演となる渡辺さん。物語について「一人に何かあっても、みんなで集まって心配するような、古き良き昭和の時代の面白さが詰まったような舞台。個性的な、一筋縄ではいかないような役者がそれぞれ演じるので、面白くなりそう」と期待を寄せた。

 柄本さんは、20代の頃から交流があるという佐藤B作さん、笹野高史さんとも再び共演する。柄本さんは「またこうして共演が実現して、それも今回は、初めて出演する博多座を公演初日とすることができて大変うれしい」と笑顔を見せた。

 公演期間は10月11日~15日。チケットは、A席=1万3,500円、B席=9,500円、C席=6,000円。

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