福岡アジア美術館（福岡市博多区下川端町）7階アートカフェで現在、毎週金曜の夜にライブイベント「Live＠Museum（ライブアットミュージアム）」を行っている。

左：「梅カクテル」、右：「お茶カクテル」

　福岡市と福岡市文化芸術振興財団が主催し、今年7月19日から始まった同事業。インバウンドや国内観光客の夜間滞在を促進するため、金曜の夕方に無料ライブを開き、市民や観光客に気軽に文化芸術を楽しめる場を提供する。

　福岡市文化芸術振興財団 事業課の泉田佳代さんは「市民や国内外の観光客に気軽にライブを楽しんでもらいながら、福岡アジア美術館の魅力も知ってもらおうと企画した」と話す。ライブは毎週金曜の19時から30分程度行う。ライブジャンルは、アジア・日本の音楽、ダンス、伝統芸能など。

　8月9日はクラリネット奏者の羽田野晃奈さんとギタリストの山野修作さんによるライブ、同16日は在日インドネシア留学生協会福岡支部のメンバーがインドネシア伝統竹楽器アンクルンを演奏、同23日は荒牧てみさんのヒーリングハープと荒牧輝信さんのアコースティックギターのデュオライブ、同30日はアコーディオン・ハープ奏者の中島千智さんとギタリストの清水康弘さんによるライブを行う。イベント内容は「Live＠Museum」サイトで公開する。

　イベント会場横の「MUSEUM CAFE by IENA COFFEE」では、イベント開催日限定でスペシャルドリンク2種を用意。抹茶リキュールとウーロン茶を合わせた「お茶カクテル」、梅酒・ジン・トニックウオーターを合わせた「梅カクテル」（以上700円）を販売する。

　泉田さんは「毎週違ったアーティストのライブが気軽に楽しめるので、金曜の夜はアジア美術館で展覧会やカフェと合わせて楽しんでもらえたら」と話す。

　開催時間は19時～19時30分。入場無料。2025年3月28日まで。