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福岡アジア美術館でインド近代絵画の展覧会 吉塚市場のアジア料理マルシェも

ナンダラル・ボース 《舟遊び》(1909年、ニューデリー国立近代美術館所蔵)

ナンダラル・ボース 《舟遊び》(1909年、ニューデリー国立近代美術館所蔵)

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 展覧会「インド近代絵画の精華~ナンダラル・ボースとウペンドラ・マハラティ~」が現在、福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町)アジアギャラリーBで開催されている。

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 ニューデリー国立近代美術館との共催で、インド近代美術の画家ナンダラル・ボース(1883年~1966年)とウペンドラ・マハラティ(1908年~1981年)の画業の一端を紹介する。20世紀初頭に横山大観などと交流のあったナンダラル・ボースと、1950年代に日本に2年間滞在していたというウペンドラ・マハラティの作品を、ニューデリー国立近代美術館のコレクションで紹介するほか、福岡市所蔵の関連作品と合わせて30点展示する。

 10月1日の14時・16時からはインド古典舞踊と音楽を上演するほか、10月1日~3日の11時~15時は吉塚市場リトルアジアマーケット(吉塚1)のアジア料理をテイクアウト販売する「アジアンフードマルシェinあじび」を開催する。

 同展担当学芸員は「100年前のインドと日本の画壇交流の一端を、インドで国宝級として大切にされている作品も含んで紹介する。これらの作品が日本で公開されるのは40年ぶり」と話す。

 開催時間は9時30分~18時(金曜・土曜は20時まで)。水曜休館(11月23日は開館、翌24日休館)。チケット料金は、一般=500円、高・大学生=250円、中学生以下無料。12月25日まで。

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