6月2日の「ローズの日」にちなんだイベントが6月1日、JR九州博多駅（博多駅中央街）で始まった。主催はJR九州（福岡市博多区博多駅前3）と「福岡県花卉（かき）農業協同組合」。

　「ブルガリアンローズ文化協会」が制定する「ローズの日」にちなみJR九州が、日頃からJR九州を利用している人に感謝の気持ちを伝えたいと企画した。同組合とのコラボ企画は2月に実施した「フラワーバレンタイン企画」に続く2回目。福岡県産のバラ約700本を使い、中央改札口内の2本の柱を飾る。

　6月2日には、中央改札口前でJR九州博多駅駅長の鐘ケ江理恵さんや博多新幹線乗務所長ら4人がスリーブに入れた福岡県産のバラを配布。中央改札口コンコースでは福岡県産のバラ約30点を展示するほか福岡県産をメインに鐘ケ江さんがセレクトしたバラを販売する「ローズの日マルシェ」を開催。博多駅と博多車掌区の社員は制服のポケットにバラを1輪挿して勤務する。

　バラの配布は11時開始（先着700人）、バラの展示時間は12時～20時。マルシェの開催時間は18時～20時。

　鐘ケ江さんは「前回の好評を受け、今回は、配るバラや手に取りやすい価格のブーケを増やすなど、親しみやすいイベントとなるように工夫した。こうした取り組みで福岡県の花消費を増やし、地産地消の浸透に貢献したい」と話す。

　同組合の古藤茂さんは「『ローズの日』は大切な人へバラをプレゼントして感謝を伝える日として全国の花業界が普及に取り組んで2年目になる。イベントが、福岡県産のバラやローズの日を知り感謝を伝えてもらうきっかけになれば」と話す。

　今月4日まで。