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博多織の新たな商品開発へ-博多テックスLLPが発足
(2008年11月20日)
博多織の老舗、筑前織物(博多区博多駅東2)とサヌイ織物(西区小戸3)、原田織物(朝倉郡筑前町)は10月、博多テックスLLP(有限責任事業組合、TEL 092-431-7721)を立ち上げ、11月18日に博多織の新たな形づくりに向けた本格的な活動をスタートさせた。事務局は筑前織物に設置する。
筑前織物の関連会社、福絖織物(西区泉1)は今月14日に承天禅寺で行われた博多織求評会で、4年連続で最高賞である内閣総理大臣賞を同社が受賞。それに次ぐ文部科学大臣賞など計7賞を獲得した。10月22日にパリで行われた「博多織・久留米絣コレクション イン パリ」でも博多織のドレスやスーツを出展したほか、11月13日・14日に開かれた福岡産業デザイン賞でも同社のエコバッグが入賞するなど、さまざまな分野にわたって博多織を取り入れる試みを行っている。
2006年10月には、福岡商工会議所、博多織工業組合、福岡技術センター、ダーウィンLLP(中央区春吉1)が一体となり「HAKATA TEX PROJECT」を開始、3社がその製作に携わった。西鉄グランドホテル(中央区大名2)のエンパイア・スイートルームに採用され、クッション、壁紙やチェア、じゅうたんなど博多献上柄を用いた斬新な手法は、現在も織物業界以外からも多くの問い合わせが寄せられるという。「帯地だけではなく、これからの市場により良いかたちで適合させる博多織の商品開発」(同組合)を目的に今回の立ち上げに至った。
現在も複数の企業と調整を進めており、伝統産業の技術を生かしたインテリア・ファブリックの製品開発に着手していくという。同組合の事務局長を務める筑前織物の丸本繁規社長は「1社ではできないことを織元が一体となって、伝統と技術を生かした新しい博多織を発信していきたい」と話し、「将来は駅などの施設や商品の中で博多織が使われれば」とも。
12月にはIDC大塚家具と開発したいすの発表会を行う予定。
博多織求評会・一般公開迫る-発祥の地・承天禅寺で(博多経済新聞)山笠で「博多織」の袈裟を住職が着用-承天禅寺で贈呈式(博多経済新聞)西鉄グランドホテルのスイートルームに「博多織」(天神経済新聞)博多織工業組合筑前織物
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