「トイレ玉手箱」展、便器の今昔や製造過程紹介-TOTO福岡で

トイレも時代によってトレンドはさまざま。懐かしく感じる人も多いはず。

トイレも時代によってトレンドはさまざま。懐かしく感じる人も多いはず。

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 キャナルシティビジネスセンタービル3階のTOTO福岡ショールーム(福岡市博多区住吉1)は9月6日・7日、トイレの「今昔」を体感できる「トイレ玉手箱展」を開催する。

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 同展は、生活に欠かせないトイレの今昔を知ってもらおうと、2006年から全国のショールームで開催されてきたが、本社がある九州での開催は初めて。福岡では同社提携店と合同で開催する「秋のふれあい感謝祭」の一環として開催、2日間で400組の来場者を見込んでいる。

 昭和30年代のレトロな和式便器をはじめ、昭和60年代の鮮やかな装飾をあしらったトイレや現代調のシックなトイレ空間を、実物の便器を用いて展示する。ハエ取り紙や窓、鏡など細部のインテリアにもこだわり、当時の雰囲気や現代のトレンドも再現している。従来の約65%節水できる最新モデルの水の流れや仕組みを見ることができる装置も併せて設置。

 「3D工場見学」では、便器の製造過程を10分程度の3D映像で上映するほか、時代とともに変化してきた消臭剤を展示、芳香剤の「香り」の変化も体験できる。トイレの形状による洗浄音の違いをヘッドホンで聞き比べることができるスペースも。

 同社九州支社 福岡営業所の大塚孝一郎さんは「トイレは時代によって変化してきた。昔のトイレを懐かしんでもらったり、新しいトイレを見て、進化を感じてもらえれば」と話している。来場者はアンケートに答えると、土と種、プランターがセットになった「地球に優しいハーブポット」がプレゼントされる(30日まで)。

 開催時間は両日とも10時~17時。入場無料。

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